2002年11月6日
Fujitsu Component Limited
光コネクタ用オールプラスチックフェルールの開発を完了
光コネクタ用オールプラスチックフェルール

富士通コンポーネント株式会社 [本社:東京都品川区、資本金:27億64百万円、社長:小野 統造] は、(株)富士通研究所 [本社:川崎市中原区、資本金:50億円、社長:藤崎 道雄] と共同で、SC形光コネクタ用高精度オールプラスチックフェルールの開発を完了いたしました。当社は本技術を中核に光デバイスの開発、製品化を進めてまいります。
フェルールは、光ファイバー同士の接続を行うSC形光コネクタの中で、光ファイバーをガイドする部品で、光ファイバーを精密に突きあて継ぎ合わせるため、高精度(真円度:1μm以下、外形:±1μm以下、同軸度:1.4μm以下)が要求されます。従来は主にジルコニアセラミックスが材料として使われてきました。
通常プラスチック材料で高精度な機械的寸法を実現するためには、均一な薄肉化が必要で、強度および耐久性を確保できずオールプラスチックにより量産化をすることが困難でした。当社は、高精度を要求される真円度、外形精度、同軸度を永年培った精密金型技術、精密成形技術と(株)富士通研究所が開発したプラスチック材料を採用することにより射出成形で、内部肉厚を十分に厚くして機械的強度を確保したオールプラスティックのフェルールの開発に成功いたしました。
この技術の開発により、ジルコニアセラミックスを使用したフェルール(通称ジルコニアフェルール)と遜色のない光学特性を有し、高強度、高耐久性で安価なオールプラステッィクフェルールの量産対応が可能となります。
また、フェルールは使用時に端面研磨が必要となりますが、プラスチック化により使用者サイドでは端面研磨工程の省力化がはかれます。
当社は本技術の確立により、高速伝送路の主流となってゆくであろうコンピュータ内部およびネットワークの光リンクの構築に必要なオールプラスチックフェルールをはじめとする光デバイスの研究開発、製品化を進めてまいります。
販売時期
- 2003年1月予定
主な仕様
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 外径 | 2.499±0.001mm |
| 真円度 | 0.001mm以下 |
| 同軸度 | 0.0014mm以下 |
| 穴径 | 0.125±0.0005mm |
主な特長
- シングルモード対応の高精度
- 高い機械的強度で耐候性も良好
- ジルコニアフェルールと遜色のない光学特性
- 研磨工程の省力化
お問い合わせ窓口
E-mail :promothq@fcl.fujitsu.com
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以上
