富士通コンポーネント

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プレスリリース

2004年9月27日
Fujitsu Component Limited

世界初UWBリングフィルターの開発および
単位面積当りの特性世界最高レベルのUWB平面アンテナを開発

UWBリングフィルター

富士通コンポーネント株式会社[本社:東京都品川区東五反田2-3-5、資本金:27億64百万円、社長:小野統造]は、次世代高速大容量の無線LANとして注目を浴びているUWB(ウルトラワイドバンド)の実用化に向けて、世界ではじめて(注1)プリント板上にパターン成形で実現可能なUWBリングフイルタ、ならびに単位面積当り特性世界最高レベル(注1)のUWB平面アンテナの開発を完了し、9月22日および24日に開催されました電子情報通信学会ソサイエティ大会で発表いたしました。
(注1)2004年9月20日現在、当社調査による。

UWB平面アンテナ

UWBは1960年代より軍事システムとして研究がすすめられてまいりましたが、2002年2月にFCC(米国連邦通信委員会)が3.1GHzから10.6GHzまでの帯域を放射電磁雑音規制値(マイナス41.3dBm/MHz)以下の出力での米国内での商用化を認可したため、短距離無線LANの高速大容量化に向けて脚光をあび、実用化に向けて開発が活発化しています。

本UWBリングフイルタは、荒木純道教授(東京工業大学)との共同開発にて、大きさ:33mm×70mm×0.8mm(プリント基板上にパターン成形)、通過中心周波数:4.1GHz、減衰特性:3.1GHz以下の低域で30dB以上、5.1GHz以上の高域で17dB以上、バンドエッジでの100MHzあたりの減衰量:低域で10.5dB、高域で8dB以上の特性を得ています。

また、UWB平面アンテナは、小林岳彦教授(東京電機大学)との共同開発にて、40mm×30mm×0.8mm(プリント基板上にパターン成形)、3.1GHzから10.6GHzでVSWRが2.5以下、水平面でほぼ無指向性の特性を得ています。

当社は、本技術の更なる小形化、高性能化をはかり、情報家電などの近距離高速大容量化無線LANの実用化を目指し技術ならびに製品開発に注力してまいります。

2004年電子情報通信学会ソサイエティ大会発表資料

PDF UWBリングフィルター資料(PDF/25KB)
PDF UWB平面アンテナ資料(PDF/97KB)

UWB(ウルトラワイドバンド)

1960年代から軍事目的に研究され、2002年2月に米国FCCが米国における商用化を認可したことで、次世代高速大容量無線LANとして期待されている。インパルスレディオの無線方式で、通常の基準波に変調して乗せる方式とは異なる。ノイズレベルの強度のため他の無線機器との混信も少なく、消費電力も少ないとの利点がある。位置測定、レーダー、無線通信の3つの機能をあわせもっており将来有望な無線応用技術である。日本では総務省情報通信審議会の情報通信技術分科会で実用化に向けて検討が進められている。


お問い合わせ窓口 E-mail :promothq@fcl.fujitsu.com


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

以上