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フィルム-フィルム タッチパネル FID-533シリーズ

FID-533シリーズ

概要

携帯機器に搭載するタッチパネルは、軽く、耐衝撃性に優れることが求められ、従来のフィルム-ガラスで構成されるタッチパネル(FGタッチパネル)では難点がありました。そこで当社はガラス基板を使用しないフィルム-フィルムタイプのタッチパネル(FFタッチパネル)を開発し、新しい市場にも対応できるようにいたしました。

特長

FFタッチパネルは、LCD表面に直接貼り付けて使うことを想定しており、従来のタッチパネルでは実現できなかった次のような特長をもっています。

FFタッチパネルは、LCD表面に直接貼り付けて使うことを想定しており、従来のタッチパネルでは実現できなかった次のような特長をもっています。

  1. 薄型・軽量
    フィルム材料の比重がガラスの約二分の一であること、全体の厚さを薄くできることから、軽量化が可能となり、重量比で従来のフィルム-ガラスタッチパネルの約四分の一を実現しました。
  2. 優れた耐衝撃性
    衝撃や応力印加にも割れることがなく、ガラス片飛散などの危険性がありません。
  3. 良好な視認性
    高透過率の材料を使っているうえ、表示面とタッチパネル操作面が近く視差が発生しないため、LCDなどの表示装置は良好な表示品質を保ちます。またアンチニュートン処理を施したフィルムを採用しており、タッチパネルが変形した場合でもニュートンリングの発生を抑えるので、干渉縞による視認性の低下もありません。

用途

  • PDA
  • 携帯電話
  • DAC, DVC

構造

一般的な抵抗膜方式タッチパネル(FGタッチパネル)の断面構造は図2(b)のようになっており、通常はLCD表面からわずかに離して搭載しています。これはタッチパネルを操作するときの押圧でタッチパネルがたわみ、LCD表面を押して表示画面が乱れることを避けるためです。しかし最近では、表面を押しても表示画面の乱れが少ないLCDが開発されています。
FFタッチパネルの製品化では、上記構造を最適なものにするために次のような開発を行いました。

  1. 優れた光学特性を実現するための材料選定
    光学特性の優れたITO付きフィルムを採用し、さらに各フィルム層を貼り合わせるための粘着層にも配慮して、高透過・低反射のタッチパネルを実現しました。
  2. 耐久性向上
    最表面にカバーフィルムを採用し、筆記耐久性、エッジ摺動特性を向上させてペン入力にも対応できるようにしています。
  3. 狭額縁
    高精度な印刷技術や組み立て方法を導入し、高い寸法精度を実現しました。そのため最小額縁が1.6mmとなり、FGタッチパネルよりも額縁化を可能にしました。
  4. 高信頼性
    FPCの接続方法、印刷条件等の最適化により、耐環境特性等の信頼性を高めました。

LCDに搭載したときの抵抗膜方式タッチパネルの断面構造

LCDに搭載したときの抵抗膜方式タッチパネルの断面構造

仕様

項目 仕様 備考
適用サイズ 1から7インチ ---
厚さ 0.6mm(標準) ---
最小額縁 1.6mm ---
表面硬度(鉛筆硬度) 3H以上 ---
機械的
特性
全光線透過率 80%から87% JIS K7105
HAZE値 2%から10% ---
入力荷重 0.05Nから1.0N ---
表面硬度 鉛筆硬度 3H 以上 JIS K5400
筆記寿命 5万文字以上 ---
打点寿命 100万回以上 ---
電気的
特性
定格電圧 7Vdc ---
リニアリティ 3%以下 (初期) ---
ON/OFF
チャタリング
20ms以下 ---
絶縁抵抗 10MΩ以上 (25Vdc) ---
絶縁耐圧 25Vdc、1分間 ---
環境
特性
動作温度 マイナス5から+60℃ ---
動作湿度 20から90%RH (最大湿球 38℃) 結露なきこと
保存温度 マイナス30から+70℃ ---
保存湿度 20から90%RH (最大湿球 38℃) 結露なきこと

量産中


商品に関するお問い合わせはマーケティング部
その他のお問い合わせはE-mail :promothq@fcl.fujitsu.com